美味しい果物・野菜を提供するために・・・
紀の川市鞆渕(ともぶち)にある中家農園では、標高が高く朝晩の気温差が大きい独特の気候を利用した、特産物を生産しています。気温が下がる夜はぐっと耐えている分、細胞もしっかりと成長し養分を溜め込みますので、日持ちがする美味しい農作物が採れるのです。また、平野部とは収穫期が少しずれますので、品薄の時期に出荷することもできます。
気候風土に恵まれた鞆渕は、農業に適した素敵な土地なのです。
中家農園の果物・野菜
きゅうり
高温になりすぎると育ちにくいきゅうりですが、高原ですずしい鞆渕ではしっかりちゃんと育ってくれます。収穫期には朝早くから夜まで休みもなしの日々ですが、シャキシャキと元気に育ったきゅうりを見ていると、仕事の疲れも忘れてしまいます。
うすいえんどう
さやが大きく粒の揃った実えんどうは和歌山特産の「うすいえんどう」として知られています。皮が薄く柔らかいので、豆ご飯の最適食材として春の関西ではおなじみです。南部や平野部では3~5月が収穫期ですが、鞆渕では6月まで収穫できます。
中家農園の今後の取り組み
鞆渕の気候に合った新しい作物にも挑戦しています。
農作物は平地が最適とは限りません。高原野菜が美味しいのは、その独特な気候が作物を厳しくも優しく育んでいるから。中家農園ではこの地域に適した新しい作物の開発にも積極的に携わっています。